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熊本電気鉄道

 上熊本から北熊本駅を経て御代志に至る菊池線と、熊本市の市街地北部にある藤崎宮前から北熊本を結ぶ藤崎線の2路線を持つ熊本県の鉄道会社です。
運用としては路線名に反し、藤崎宮前から御代志までと北熊本と上熊本の区間列車に分かれます。
菊池線と言いつつ菊池に達していませんが、元々は菊池市まで線路を伸ばしており、現在では御代志から先を廃止しバス連絡としましたが線路名はそのままで現在に至ります。
昔は小田急線や静岡鉄道の旧型車が闊歩していましたが、現在では都営地下鉄三田線や東京地下鉄銀座線の車両を導入して体質改善を図りました。
最後の旧東急5000系譲渡車両として活躍する5000形も2016年2月で引退し、名目上は冷房化を達成しました。

5000形

東急5000系(初代)の譲渡車

録音日:2015年2月19日 区間:北熊本⇔上熊本
5101A(録音車両)

北熊本〜上熊本

Download kumaden5000_1.mp3 10分15秒 18.2MB

上熊本〜北熊本

Download kumaden5000_2.mp3 13分07秒 23.9MB

小型な旧型電車を置き換える目的で、東急電鉄の5000系を1984年に譲受した車両。
最後まで活躍した東急5000系の譲渡車です。
元々は単行可能ながらも2両連結の運転が主でしたが、いつの間にか単行での北熊本〜上熊本のシャトル運転専用車になってしまいました。
増設運転台側は、切妻のまま運転台を設けるという豪快さで人気を博していました。 録音は終電間近の乗客が少ない時間帯に行いました。

★ 写真とか
増設運転台 横から見たところ ほぼそのままの車内
運転台 運転台仕切り 北熊本で並ぶ

01形

01もパンタ載せたのですね

録音日:2015年5月20日 区間:北熊本→上熊本
01-136(録音車両)+01-636(進行方向→)

Download kumaden01.mp3 10分09秒 18.2MB

老朽化が進んでいた旧東急5000系の5000形を置き換える目的で2015年に登場した車両。
東京メトロ銀座線の01系にパンタグラフを載せ、ワンマン化改造などを行った車両で、いうなれば日立電鉄2000形の01系バージョン。
台車は川崎重工の新型に履き替えており、屋根上のパンタグラフはシングルアームを2基取り付けているのですが、冷房装置をよけるために真ん中に寄っています。
冷房車なのですが、そこそこ暑かった5月の段階で窓全開で走っていました…冷房は…
録音は昼間の比較的乗客が少ない時間帯に行いました。

★ 写真とか
ワンマン機器が追加された運転台仕切り なぜかパンタ2基搭載… 運転台
車内の様子 東京メトロ時代を模したマーク 新しい台車


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